瞑想漬け10日間

 瞑想コースがスタート。施設やスケジュールや瞑想内容等はここでは多くは書きません。興味ある方は、本記事最下部のリンクから確認してくださいね。気が向いたらコラムで少し詳しく書きますわね。

言葉を発するのは禁止され、目を合わせることも禁止。間食も禁止、酒やたばこも禁止、薬も禁止され、いっさいの煩悩を封じます。

 第1日目。朝一で、英語とヒンドゥーがしゃべれない人は別室でテープを聴きくことができた。日本語はもちろん、韓国語、スペイン語、フランス語などなど用意されている。内容はとてもわかりやすかったです。瞑想法はまだ本瞑想ではなく、その前段階の瞑想。これを3日間続けることとなる。具体的にいえば、自然の呼吸を観察する瞑想。ひたすら呼吸を観察する。ここで心と体の密接なつながりを、呼吸を通じて学ぶ。
 瞑想は一日11時間。ぶっ通しなわけではなく、休憩をはさみつつ11時間。個人瞑想の時間もあれば、グループ瞑想の時間もある。グループ瞑想は1日3回程度で、参加必須。師によるインタビューがある。食事はほぼないのだが、動くこともないのでまったく問題ない。

 2日目。今日もひたすら11時間の呼吸観察瞑想。2日目にして発見したが、インド人の集中力のなさは異常である。夜、雨が降り、気温は恐ろしい寒さに。凍死するかと思った。靴下2枚履きの中にズボン2重履きをつっこみ、Tシャツ+長袖2枚+フリース+ウィンドブレーカーをフードまでかぶり、毛布3枚かけても寒くて眠れない!いや、寝たけどさ。とにかく夜の冷え込みは尋常じゃなかった。山の雨なのですさまじい豪雨+雷。その上となりのインド人のいびきがうるさい。聖なる沈黙のためしゃべることができないため、ベッドを蹴飛ばす。

3日目。今日も呼吸観察瞑想(アーナ・パーナっていうのよ)。足もツライが精神的にかなりきつい。

4日目。今日から本瞑想がはじまる。毎日ゴータマブッダにまつわる講和があるのだが、それが毎回興味深くてとても楽しみ。思わず涙が出てくるほど。ブッダの生きざまは今後の自分を大きく変えることになる。

5日目。引き続き熱心に修行。脱落者もすでに何名か出ている。瞑想中は咳払い、くしゃみ、げっぷ、あくび等が飛び交うカオスぶり。惑わされてはいけないと思いながらも、やはり苛立つ。集中出来ない人もきまっております。もちろんインド人。

6日目。つらい

7日目。つらい、ドミの隣のインド人も脱落。いびきから開放される。もっとも、ベッドを蹴飛ばして以来、ずっと気をつけてくれてたいい人なんだけどね。なんと下界では今日からダライラマのティーチングがはじまる。瞑想中じゃなかったらぜひ参加したかったのだが。実に惜しい。

8日目。完全に修行できるのは、今日明日のみ。ようやく集中できるようになった。かなりの集中力だった。自分にこんなに集中力があるなんて信じられない。今まで集中できなかった連中も、ようやくやる気を出す。明らかに瞑想中の空気が違ってきた。

9日目。今日もすさまじい集中力。足は常にしびれており、感覚がもうおかしい。

10日目、最終日。厳密には明日だけど。7時から仕上げの瞑想・メッターバーバナを学ぶ。愛と強調を周囲にもたらす瞑想。自分の中から無限の愛をあふれさせる。本瞑想後の清らかな状態でのみ可能。
さて、10時をもって聖なる沈黙は解除され、いっせいに騒がしくなる。久々に声を出した。ずっとしゃべってないと声が出にくいのな。最終日のスケジュールはいつもと少し異なっており、比較的楽だった。いろんな人と話した。話したかった。概して日本人はとても真剣だった。他のどの国の人間よりも。日本人の持つ精神性の高さが良く分かる事例だ。日本人はそもそもの精神構造が他の国の人間とはまったく異なると思っている。非常にレベルが高く、潜在能力も高いと思うんだよね。主にクソマスコミが、その崇高さを堕落させているんだ。

 苦しみを共にすることほど親密になれるきっかけはなく、とにかく沈黙解除後の雰囲気はおもしろかった。たくさんの参加者と思いっきり話したわ。最後のグループ瞑想の前にみんなで写真を撮った。青春です。

 シーラ(道徳律)はあらゆる宗教宗派を超える。というより、それ以前の、人として最も大切なもの。自分も愛を育てよう。この瞑想を通じ、いかに己がが無知で我が強く、あわれなケダモノであったのかを知った。心から自分が情けなくなった。精神的な生き方に変えよう。物や形にとらわれない、本質だけを捉え、真理を常に探究し、多くの人に愛と慈悲をもてるように。ずっと幸せを感じていらえるように。

 僕が学んだこの貴重な瞑想法は、Vipassana(ヴィパッサナー)という。ゴータマブッダが悟りを開いた瞑想法である。

コメント


興味深く読ませていただきました。僕も是非参加したいのですが、インドのどこにあるのでしょうか?
場所、生き方等教えてください。

Posted by 旅好き野郎 at 2012/04/05 07:16:33+09 PASS:

私が参加したのはダラムサラのセンターです。インド北部の涼しい場所にあるため、酷暑期は人が殺到しますので、早めに予約入れておいた方がいいかと思います。
http://www.dhamma.org/en/schedules/schsikhara.shtml
こちらからオンライン予約もできます。私も、オンラインで予約できましたので。
アクセスについてはこちらに少し書いています。
http://bp.d2.r-cms.jp/ryokouki/id=56

また、このセンターについてはロンプラに掲載されていますので、そちらも参考にしてください。
たしかデリーからパターンコート行きの列車があるはずです。パターンコートからダラムサラへは、バスかタクシー使用です。

Posted by 管理者 at 2012/04/05 08:52:05+09 PASS:
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