ヨガの聖地リシュケシュへ

 5時半起き。でもぐっすり眠れた。南京虫も出なかったし。準備といっても何もすることはなく、6時前にはチェックアウト。早朝のメインバザールはとても静か。だが汚い。ゴミだらけで犬どもがそれを漁る。ニューデリー駅に行ってビックり。なんなの、この人の多さ。こんな朝早くから。タイムテーブルを見ると、さすがデリー。出発便がたくさんあるわ。俺の列車は6時50分発デラドゥン行き、終点手前のハリドワールで下車だ。乗る列車はあの高級車両・シャタブディ・エクスプレス。一度は乗っておきたい車両。ホームは最果ての12番。

 列車の自分の席に座る。隣に韓国人女3人組が座る。絵に描いたようなファッションパッカー。それにしてもシャタブディの社内サービスはすごい。まず新聞が配られる。英字新聞。そしてティーセット。お菓子と紅茶も。ミネラルウォーターも。俺は紅茶セットをリュックの中に頂戴する。しばらくして朝食が配られる。俺はノンベジ。すげー美味かった。ほんとにここはインド?

 それにしてもさー、隣の不細工朝鮮女3人組。なんなの、お前ら。そろいもそろってインドの民族衣装風の服、メンディ、髪の毛や爪ばっかりいじくって気にして、自分の写真をバシバシ撮りまくり。ホントなんなのこいつら。席を替わってあげたのに、ロクにお礼も言えないなんてお里が知れますね。

 インド最速の列車はほぼ定刻どおりハリドワールに到着。ほとんどの人がここで降りていた。リシュケシュまで行くにはここからバスに乗らなければいけない。まずはバススタンドを探さないと。その辺の人に聞いてたどり着く。チケットブースは粗末な小屋で、ばあちゃんがひとり。ブースには人がたかっているのだが、そのばあちゃんがなぜか途中で退室。どこかに消えた。 …おい、チケットどうすりゃいいんだよ。と、そこへ係員の男がきた。

「おい、どうしたいんだ?どこに行きたいんだ?」
「チケットがほしいんですう。リシュケシュ行きのバスに乗りたいんです!」
「ああ、そろそろ来るぜ。心配するな」
「そんなあいまいな。チケットなしでいいの?」
「あー、大丈夫大丈夫。わははははは!」

 ほんとにバスが来た。バスドライバーが「リシケシ!リシケシ!リシケシ!リシケシ!リシケシ!リシケシ!」とすごい早口で連呼している。まるで空襲がやってきたかのように殺気立っている。

「リシケシ!リシケシ!リシケシ!リシケシ!リシケシ!リシケ…」
「ハロー、ドライバーのハンサムなおじさん。チケットが欲しいんですけど」
「バスの中で。リシケシ!リシケシ!リシケシ!リシケシ!リシケシ!…!」

 ようするに、チケットブースで買おうが車内で買おうがどうでもいいわけだ。だからブースのばあちゃんは飽きて(しまったかどうかはしらないけど)どこかへ消えちゃったのね。じゃあ席に座りましょうか。

 続々乗り込んでくる、いつもいつも文字通り白けさせてくれる白人集団にうんざりしつつも、インド人がこれでもかというほど乗り込んでくる。みなさん、ここは地獄ですよ!バスにはエアコンはもちろん、FANもない。窓からはほこりっぽい熱風がひたすら吹きつけてくる。リシュケシュまでのバス料金は20Rs。

 ここハリドワールは、ガンガーの上流に当たる。バラナシのそれとは似ても似つかないほど水がきれい。透き通ってる。沐浴している人もたくさんいる。どでかいシヴァ像も建っており、ここが聖地だという実感がわく。地獄のバスにゆられ、1時間ほどでリシュケシュに到着した。もっときれいな町を想像していたのだが、ハエがやたらと多い。そしてしつこくつきまとう!ここはハエの町だ。

 ここリシュケシュは世界一のハエの聖地でもあるが、ヨガの聖地でもある。世界中からヨガの修行に、プロもたくさん集まる。アシュラム(修行道場・宿泊場所が付いている場合が多い)もたくさんある。外国人の多くがここに訪れ、みっちり数年間修行する者もいれば、3日間程度のコースを記念に受けていく者もいる。そして重要なのは、リシュケシュはビートルズもヨガを体験した地である。俺はこのビートルズゆかりの地で、いかにもインドらしいジョージの楽曲・Blue jay way を聴く。そのためにリシュケシュに来たといっても過言ではない。
 ヨガの町といっても、町中でヨガをやっているわけではない。そもそもこっちの本格的なヨガは、フィジカル的な、健康的なものではなく、瞑想による精神的なものが大きい。ヨガの方法によっては精神が大変なことになってしまう危険なものでもある。ヨガ集落は町の一部に集中しており、そのほかはいたってふつうの町。ただし、あちこにち『YOGA』とか『REIKI』といった文字が書かれたポスターが貼ってある。

 話は変わるが、リシュケシュを離れた後は、あるインドの家庭にお世話になる予定。ホームステイというやつかな。日本で知り合ったインド人の友人の紹介で、彼の家族のもとにおじゃますることにしたのだ。その家族というのが、比較的リシュケシュに近いというので、待ち合わせをこの町にしたわけです。翌日の夕方、駅で落ち合うことになっている。

 ランチはGH近くの屋台でプラーオ。プラーオとはインド風炊き込みごはん。スパイスで味付けしてある。刻んだたまねぎもあいまって、それはもうすさまじい辛さ。コーラも飲んだんだけど、これは失敗だった。こんな辛いもの食った後にコーラ飲んだら辛さ倍増。

 その後再びガンガーに行く。水に入り、顔を洗う。大変気持ちいい。日が暮れるまでひたすらガンガー周辺に入り浸った。沐浴に来る人々、あちらこちらにうごめくサドゥー集団。ヒンドゥー教徒にとってこの河は確かに聖なる地。一心に祈る人たちを見ていると、いろんなことを考えさせられる。物乞いの子供たち、牛もいる。シヴァ神だってきっといるんだろう。

 日が落ち、バラナシ同様、プージャーが行われる。あら、バラナシの記事で、プージャーについてふれてなかったわね。プージャーとは、沐浴場(ガート)で行われる夜の儀式。夜の儀式といってもエロいものではない。神に祈りをささげるものです。火がともされ、鐘が鳴らされ、大音量で音楽が流れ、集まったたくさんの人たちは手を合わせて一心に祈る。あれだけリシュケシュで降りた外国人の姿もほとんどなく、非常に神秘的な光景だった。

 ディナーは屋台のカレー。立ち食い。ちょっと日本のカレーみたいでうまかった。めちゃめちゃ辛いけど、量が多くて満足。これで15Rs。おやつを買って紅茶を入れてもういうことなし。泊まっている宿はMenka Hotelってところ。シャワーの水がちょろちょろとしか出ないため、髪の毛のみ洗う。ホントに水の出が悪いので、洗髪だけで5時間はかかったと思う。あと蚊がやたらと多い。でも俺には蚊帳があるもんね。そして南京虫チェックのためベッドをめくったら、下からエロ本が出てきた。誰だーーーーー?

この日の支出
宿150Rs バス20Rs 昼15Rs 夜15Rs おやつ10Rs ネット60Rs

コメント


来年、ヨガ修行に行きたいのですが、プロの養成コースに入りたいのですが、アドバイスをお願いします。私の体は柔軟で、どんなポーズでもできます。瞑想などの経験も過去においてあります。上級のヨガ講師の免許も持っています。学校の形式をとっているのか、修行の方法なのか、事情がわからないので教えてください。それが終わったら、インドの観光をして日本に帰ってきたいと思っています。期間は1ヶ月間くらいを予定しています。

Posted by 寛えり at 2010/12/11 19:52:14+09 PASS:
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