外国人旅行者

 世界で最も嫌われている旅行者は、1位フランス人、2位が中国人らしい。フランス人はケチでわがまま放題で自国語でしか話さないという殿様ぶりが多くの反感を買っている。中国人は俺もさんざん目の当たりにしたが、著しくマナーが悪い。割り込み、唾/痰吐き等に代表される素行の悪さが目立つ。中国人の場合は文化がもうアレなので、もはや悪気などない。

 個人的にはイスラエル人も酷いと感じた。クソでかいバックパックからみてとれる、旅人としての甘さが伺える。イスラエルには兵役があり、兵役後、解放感で旅に出るのが通例となっている。はしゃぎすぎてしまうのもわからないでもない。集団でつるむのも特徴的だが、集団での素行が悪い。しかも兵隊訓練をしてきてるからだろうか、自信に満ちている。

 ヨーロッパの白人旅行者は、垢抜けない感じの人が多かった。「郷に入れば郷に従え」という言葉はどんな旅行者にでも適用されるべき基本事項だが、かれらはどんな国に行っても、自国と同じ生活をそこで実現したがるようだ。アホみたいにでかいバックパックの中には自国の生活で使っていたものがぎっしりと詰まっている。アジアの安宿エリアを欧米化させた根源ではないかと思う。

 ある白人のバックパックの中身を見せてもらったことがあるが、ガラクタばかりだった。こんなもん使うの?ってのが9割。旅行者の平均的なバックパックのサイズは40~50L程度なのだが、白人のは80Lくらいある。それもまた体格がよいからできるのであろう。

 黒人バックパッカーはほとんど見かけなかった。あとアメリカ人も少ない。ヨーロッパ系は薬物大好きなやつらが多い。南米人もかなり多かったが、謙虚でまじめな人が多い。

 個人的に好感をもてたのが韓国人バックパッカー。清潔で礼儀正しくて気さくですごくやさしい。出会った韓国人のほとんどが大学生だったが、彼らは広い視野をもっていて、客観的に物事をみつめているから反日感情などない。狭い韓国国内で発狂している品性も教養もないバカチョンどもとは全然違う。ちなみに、他の一般の韓国人観光客の素行は言わずもがな、酷い。