インド再訪を決心~2015年夏

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2015年5月、俺に人生の転機が訪れようとしていた。べつに大げさな話ではなく、ただ転職を決めただけである。さっさと会社を辞めたかったんだけど、強い引き留めがあり、転職は9月になってしまった。

2008年のインド旅の後、大好きなアニーとはわりと頻繁に連絡は取り合っていた。ここ3年は主にFacebookメッセンジャーを使っていた。インドのモバイル通信は急速に普及し、自宅にPCはないが一人が1台スマホを持ち、無線通信を行うことが当たり前になっていた。アニーはまさにスマホネイティブ/ジェネレーションZである。彼女は時差などまったく気にせず、日本の深夜時間に遠慮なく聞いてきた。

 「いつインドに来るの?」
 「ねえ、インド来ないの?」
 「5年以内に来るって言ってたじゃん」

いや、いつも気になっていたんですよ。そろそろ行かなくちゃ、って。でも今の会社だとなかなか連休が取れなかった。だから転職が決まった時点でインドへ再訪する決心をした。何の迷いもなかった。というか今しかない。
今の会社には、9月1日次の会社に入社です、もうこれ以上先延ばししたら採用無効になりますと伝え、転職先には9月7日からお願いします、とお願いし、なんとか一週間時間を確保できた。有給は数ヶ月前に大型連休を取ってバカンスに行ったのでほぼ消化できていた。
1週間は短すぎる。しかし、お世話になったインドの家族に顔を見せられればそれでいい。バラナシとか行きたかったけど今回は割愛。観光は一切なしでいい。そう腹をくくれば何も問題はない。早速準備にとりかかることにした。

まずは飛行機チケット

飛行機チケットが何より先に必要な理由は、ビザ申請時に、Eチケットの提出が必須になったからです。
今回の旅行はわずか1週間しか時間がないので当然直行便を選ぶ。中国でトランジットする便はかなり安いのだが、12時間以上かかる。直行便なら7時間程度。価格も往復で7万程度なのでたいして痛くもない。日程はもう決まっているようなものなので、エクスペディアにアクセスしてすぐにチケットを手配。

インド観光ビザの取得

次にインド観光ビザである。以前と比べていろいろと変わっている点があったので、2015年8月現在の、インド観光ビザ取得までの流れをかんたんにまとめよう。現在はアライバルビザの取得が不可能になっている。また、即日発行ができないため、10日くらいは余裕を持って申請したい。私は実際に窓口に申請に行ったが、申請から発行まで6日かかった。

申請方法

  • 1.窓口申請
  • 2.郵送申請

今回は1.窓口申請をすることにした。郵送申請の場合は、郵送料金がプラスされる。申請書への記入事項は窓口のそれと変わらない(はず)。

必要書類

  • パスポート
  • 申請書(全2ページ)
  • 申請料金:1890円
  • 申請用写真1枚(50mm×50mm)※郵送申請の場合は2枚
  • Eチケット
  • 以前インドに行ったことがある場合は、そのビザのコピー

申請書の準備

オンラインで書類を作成します。
https://indianvisaonline.gov.in/visa/index.html

ポイント:
・全ての項目を埋める必要があります。
・途中保存ができます。その際、IDが表示されるので、再開時にはそのIDを入力すればよい。
・完成までたどり着いたら(PDFダウンロードページ)、もう修正は不可。なので何度も見直しながら作成しよう。
・観光ビザはsingleで申請してもmultipleで発行されます。

ビザセンターへ

ビザセンターは三田にあります。最寄駅は芝公園駅。A2出口から徒歩5分程度の「三田シティプラザ」にあります。

このセンターには証明写真機もあります。料金も普通で800円です。
窓口がいくつかあるので、テキトーに係員がいるところへ行って書類を提出し、しばらく待ちます。
10分くらいで名前を呼ばれ、不備がなければサインをして、受領書を受け取ります。
不備があった場合は、残念ながらやり直し。再度オンラインフォームと向き合うことになる。しかし、家に帰る必要はない。センターにはPCが数台備え付けられており、借りることができる。印刷もできる。ただし、使用料1000円徴収される。
受領書にはビザ発行日(すなわちパスポート受取可能日)が明記されています。

進捗チェック

オンラインでビザの進捗がチェックできます。

パスポート受取

受取時間は10:00~12:00、14:30~17:30です。受取の場合は、カウンター中央のトレイに受領書を入れておけばOK。
混んでなければ5分くらいで呼び出され、パスポートをもらえます。サインをしてすべて完了。

一番悩む、おみやげ

次におみやげである。おみやげは想いを形にするものである。もし、あなたが誰かからゴミのようなお土産をもらった場合、残念ながらかれはあなたをゴミ同然にしか見ていないということだ。
参考までに、インド人は日本のことなどほとんど知らないし興味もない。メイド・イン・ジャパンというフレーズもほとんど無意味だ。だから日本の伝統工芸やらサンリオグッズやらはまったく喜ばれない。ディズニーグッズですら厳しい。自ら経験したので間違いない。アニメグッズなどもってのほかである。
また、ベジタリアンが多いため、食品は注意。甘いお菓子が無難だろう。チョコレートはオススメだ。ビターではなく、甘ったるいものがよい。

悩んだ挙句、俺が選んだのはこれ。

1.変わった文房具
文具なら誰でも使えるし、日本の文具はでたらめに高品質でユニークなものが多い。消えるボールペン、折れないシャープペン、針の要らないホチキス、水に溶けるメモ帳など、東急ハンズに行けば全て手に入る。

2.お菓子
お菓子についてはチョコレート系をメインに用意した。溶けないチョコを選ぶ必要があるため、選択肢は絞られる。マーブルチョコ、外装をもつコアラのマーチ、そして焼きチョコBAKEなどだ。さらにインド人はチャイの時間にビスケットを好んで食べるため、チョイスビスケットを用意した。そしてこのチョイスが最も喜ばれ、トラック満杯で持ってきてくれとすら言われた。

3.手品グッズ
最後にマジックグッズである。これはお遊び要素も含んだ飛び道具であり、インドではほとんど見られないため、必ずウケる!(と思っていたが実際はそれほどウケなかった)
ただし、タネについては説明書が日本語表記ということもあり、自分で覚えていって教えてあげないといけないため、パッケージを封切らないといけないのが悔しいところ。マジックはある程度練習が必要なため、練習時間の確保にも努めたい。うまく実演できるほどその価値は高まる。しかしながらインド人は怠惰なため、簡単にできるマジックを選んでいこう。

他にも、女性向けに日本メーカーのラメ入りマニキュア(インド人はマニキュアを必ず入れる)や、子ども用に精巧にできたどうぶつ消しゴムなども用意していった。

今回持っていった荷物

  • バックパック
  • パスポート+ビザ
  • パワーバンク(モバイルバッテリーっていうの?)
  • 金(現金、カード)
  • おみやげ
  • 貴重品ポーチ
  • 鍵類
  • カメラ
  • 衣類
  • スマホ
  • 日用品(歯ブラシ、コンタクト、メガネ、石鹸)
  • サンダル
  • カミソリ

服装

荷物を極力減らすため、服は毎日同じものを着ると決めていた。滞在日数も少ないし。下着は予備を1枚だけ。毎日洗濯すればいい。そこでスポーツウェアを着ていくことにした。かさばらないし乾きが早い。今回の旅行記で掲載した写真を見ていただければわかるとおり、いつも同じ服である。しかしながら、寺院などでのドレスコードを考えると、長いパンツは持っていった方が良かった。

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