ジョードプルに着いたけど

 気持ちのいい部屋にチェックインしたら、やることはひとつだけ。お昼寝である。ぐっすり14時まで眠る。インドはクソ暑い。しかし、ここまで高台にあって風通しがよくて本当に気持ちいいんですよ。また乾燥してるからさわやかなのよ。これまでの宿泊の多くが列車や夜行バスだったため、かなり久しぶりにゆとりをもって眠れる。これほどうれしいことはない。

 貴重品入れは常に腹に巻いているわけですが、汗によりだいぶ臭くなってきたので軽く洗って乾燥させる。思えば、心配性で臆病者でよかった。これまでの旅の中で出会った人で、盗難にあった人はたくさんいた。ちょっとした気の緩みから起こることなんだけど、慣れって怖いよね。カギやワイヤーロックは大量に持ち歩いており、ことある度にロックしている。正直めんどくさいんだけど。

 外は時々砂嵐がおこる。そこらじゅう砂だらけになる。町を少し探索してみようか。巨大迷路のような青い外壁の町を歩く。生活は普通で、食べるところもあるし寺院もある。しかしながら特別面白いものがあるわけでもないし、観光地もそれほどない。観光地は街の中心から離れたところに点在するくらいだし、別に興味もないから行かない。大好きなネットカフェに行く。相変わらずごくわずかな人間とだけ連絡をとる。家族と恋人だけ。他の誰からも連絡など来ない。すっかり俺のことなど忘れているのだろう。

 前々から試してみようと思ってた、インドの列車のオンライン予約をやってみた。これができればかなり楽だから。空席状況も分かるしね。で、目的の列車を調べたらすべてW/Lだった。3日先まで!ちなみにその先の空いている席をオンラインで取ろうとしたところ、できなかった。処理が進まなかった。だめじゃん。それにしても、ここ最近列車がやたらと埋まっている。なにかあるのかしら。。仕方ないので駅まで出向いてチケットとろうと思ったら、本日は日曜日。もうCLOSEですわ。遠いけど明日歩いて行く。道中には苦手な犬がいっぱいだけど。外人窓口があるかわからないけど。

 列車をとるにあたり、外人窓口があるとないとでは天国と地獄である。前者はほとんど待つこともなく窓口に進めるうえに、外人に優先的に割り当てられる席が取れる。しかし後者だとインド人どもと同じ扱いである。暑さの中長蛇の列に並び、割り込みにいちいち怒り狂い、挙句の果てに席がないということはザラ。いくつも席を照会してもらってると、後ろに並んでるクソインド人どもが野次を飛ばしてくる。インド旅行はリキシャーとの交渉の次にチケット取りがキツイ。暑さなんか忘れるほどだ。

 しばらくここに滞在することが決まると、一気にくつろぎモードになる。先のスケジュールは決めたいんだけど、どうにもならないし。読書してメシ(宿で食べられる)食ってガキどもと遊んで。ふつう宿でメシとなると割高なんだけど、この宿の食事はとても安い。2品+水で50Rs程度。物欲しげなゴキブリが俺の足を這い上がってきたけど(気持ち悪い!!)、残念ながら何もやれない。

 こうやってのんびり休息をとるのはとても久しぶり。いや、インドに来てから初めてじゃないのか。体は休まるけど、ひとりでのんびりとなるといろいろ思い出してしまうのがいやなんだよな。ヒマな時間はひたすら瞑想に当てているんだけど。ダラムサラ以来、ほぼ毎日欠かさず瞑想は続けている。先のことを考え過ぎたり、過去のことを考える時間を与えないようにしている。先の見えないひとり旅は決して楽しいことばかりじゃない。ほとんどの旅行者が同国人たちでつるむ気持ちは分からなくもない。俺はあえて日本人を避けて旅をしている。いろいろあって、日本人にはもううんざりしている。

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