ネパールへ

 ようやくネパールへ旅立つ。インド出国&ネパール入国はラクしたくて旅行会社を使う。旅行会社といっても、交通手段と宿を確保してくれるだけなんだけど。仕組みは、旅行会社が人を集め、最少催行人数に達すればバスを出し、ここバラナシからカトマンドゥまで一気に行ってくれると。

 旅立ちの朝。朝からシトシト雨。7:00頃宿をチェックアウトしてリキシャをつかまえて旅行会社に行く。同じくネパールを目指す人たちがぞろぞろ集まってきまして、総勢15人くらいだったからしら。半分くらいが日本人だった。交通手段はDX(デラックス)バスだぜ。快適な旅路をお願いいたします!
 だが、旅行会社の前に着いたのはDXバスではなく、クルーザーだった…。おいこら。話が違うじゃねえか。このクルーザーに15人も乗れるわけねえだろ。どうみても8人乗りだろ。ところがこの不思議な国インドでは乗れてしまうんだな。詰め込まれるというのが正解だけど。荷物はもちろん屋根の上。雨が降っているのでブルーシートをかけてくれてとっても親切!なわけがない。相変わらずひどい扱いだよな。バックパックにはレインカバーをかぶせてあるものの、長時間屋根の上だとちょっと心配。

 車のシートはコチコチに硬く、道路は悪路。そして乗客との密着。女性と密着ならうれしいんですけど、女性が誰一人いない。こういう状況はインドでは日常茶飯事なので我慢するしかない。天気が雨/曇りで気温が低めだったのがせめてもの救い。晴れていたら乗客の半数は死んでいたはず。

 インドの道路は水はけが非常に悪く、ちょっと強い雨が降れば道路は水たまりと化す。しかしながら車内の雰囲気は悪くはなく、皆慣れたもんだなと。同じ境遇を共にすると何故か絆が生まれるという法則もあり、葉タバコをもらったりしつつ楽しく道中を過ごす。どうせつらい旅路なんだから少しでも楽しい気持ちを維持しないと。

 途中休憩を数回挟みつつ、すし詰めツアーはようやく終わり。インドとネパールの国境についたのはちょうど日が落ちる頃。旅行記だと一瞬だけどさ、長いこと移動してるわけですよ。とうわけで、まずはインド側のイミグレで出国手続き。いつも通り出国カードに記入してスタンプを押してもらう作業。しかしながらこのイミグレ職員のテキトーさは今まで旅した中でナンバーワン。あまりのやっつけぶりと役人とは思えないフレンドリーな振る舞いにインドらしさを感じる。緊張感のかけらもなし。出国手続きを済ませると、そのまま歩いて国境を越えて今度はネパール側のイミグレで入国手続き。

 ネパール入国にはビザが必要なのですが、現地取得、つまりアライバルビザの発行が可能。これもすっかり手馴れた作業なわけで、シートに記入し、写真と30ドルを添えて提出。このイミグレがまたテキトー過ぎてね。入国カードなんか一瞥するくらいであっさりスタンプ。職員はこれまたフレンドリーで、しかもこの時停電しており、ろうそくの火で作業というやっつけぶり。

 とうわけでいとも簡単に入国完了。この日はこの国境で一泊。旅行会社手配の小汚い宿にチェックイン。ドミトリーに乗客が詰め込まれる。宿に一番乗りした俺は最も暑そうでないベッドを確保。

 残念なことに、雰囲気的に乗客みんなでメシを食わなければならない感じで、しぶしぶ宿のレストランにつきあった。こういうところは料金も高いし嫌なんだよね。周囲にメシ屋は見当たらないものの、売店でテキトーになんか買って食えばいいと思っていたわけです。集団行動が心から嫌いな僕はさっさとメシを済ませて外に飛び出し、近くの売店でお菓子を食いながらそこの店主や現地のネパール人とだべってた。みんないい人だった。これがネパール人なのか。ちなみに国境では珍しく、ボリのない売店だった。

 宿に戻ってボン回し。どれだけ限界まで吸いこめるか大会と化し、ネパール人が優勝。すさまじい吸引を披露してくれてみんな大爆笑。参加者の中に日本のバカ学生がおり、ボン初体験なのにがっつり吸ったもんだから即死。そして、さてもう寝るかと帰る時、おもむろに立ち上がったバカ学生は直立したまま転倒。レストランの柵を顔面で破壊。顔は流血。この時点でまだグロッキーだったがこれまたみんな大爆笑。皆で笑えばもっと仲良くなれるわけです。それにしても寝る直前まで回ってくるもんだから大変だった。みんな好きだよなー。

コメント


こんばんは。
いよいよインド旅行記も終わりですね。
インド旅行記おもしろかったから残念です。
けど、ネパールも楽しみにしています。

Posted by かみおかあや at 2011/06/07 20:40:43+09 PASS:
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