嫉妬に狂ってすべてが止まる

投稿日時:2010/03/16(火) 00:27rss

 だれしも自分が一番正しいと思っているんじゃないのかね?もちろんそんなことは表に出さないだろうけど、心のどこかでそういう気持ちがあるのでは?それが人間。ではどうして自分が特別だと思いこんでしまうのか。優れた能力があったとしても、それが超一流のものなの?宇宙最高峰のものなの?

 嫉妬のカラクリってそのようなエゴによるものじゃないですか。あの人は走るのが早くて悔しい、あの人は絵が上手くて悔しい、あの人は女にモテて悔しい、どれもこれも、自分と比較しているわけだ。比較するということは、彼、彼女たちと同じ土俵に上がって張り合おうとしていることですよね。人それぞれ能力があって、その場その場で活躍しているのは当然のことなのに、あらゆるものに対抗心をもやし、時には目下の人を打ち負かして満足し、時には不満を怒りに表して力でねじ伏せようとする。

 なまじ人より秀でているとこのような傾向が強くなりがち。特に子どものころ秀才と呼ばれた人ってのはその後伸び悩むことが多い気がする。小中学生の頃、クラスのリーダー的存在で後光を放っていたような人も、大人になればすっかり埋もれて凡人かそれ以下ってのがよくある。それはこの「自分最高」というエゴが邪魔をして止めているんじゃないのかしら。

 過去の実績であれ、現在の実績であれ、それを口外しない人というのがエゴを封じている、人格的にレベルが高い人だと思う。一切口外しない人、そのような人こそエゴに打ち勝っている、つまり自分に勝っている人でしょう。自分に勝つということは、他人に勝つことよりもはるかに難しい。他人には厳しく自分には甘いのが人間なんだから。

 ぼくの身近にそのような素晴らしい人がいましてね、エゴの塊のような僕にとって、その人の存在ほど強烈なものはない。尊敬する一方で、嫉妬もする。どっちに転ぶかで僕の心は大きく揺れ、最善にも最悪にもなる。最悪の方に針が振れているとすべてが止まってしまう。止まるばかりか後退する。嫉妬=自分が正しいという考えを捨てなければ、後退する一方だよね。僕にできることは、その人の素晴らしいところを素直に認めることしかない。同じレベルに立とうとしないこと、自分と同じものを相手に求めようとしないこと。

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