国営放送局に突撃

投稿日時:2011/02/17(木) 01:08rss

 「あ~、風邪ひいちゃったよ~」

 と発言した時、

 「あら、大丈夫?」と言うタイプと、「うつすなよ」と言うタイプに分かれ、当然ながら後者はクズ。傷つくよね。


 先日、といっても3カ月くらい前の話なんですが、とあるアジア人の知人が映像作品を売り込みたいと言ってきた。そこでテレビ局に突撃営業したいからついてきてくれと頼まれました。もう最初から狂ってるんだけど。
 そして行った先は天下のNHK。いや、NHKに行きたいって言うからさ。

 で、肝心の映像はまだ撮ってはいない(笑)。これから撮るにあたり、撮った後に使って欲しいという交渉でした。誰がどう聞いても無茶すぎるでしょう。しかもNHKなわけですよ。民放はバラエティばっかり買うから話にならないのはわかるけど。で、この無茶こそが文化の違いだなと。日本の場合、プロセスを踏んで現実にしていくという形が一般的だけど、彼のお国では、まず結果を売り込むという形。このようなものを作るので、それに対してどうアプローチすればいいのか、ということを聞きたかったわけです。案の定、NHKのスタッフさんは非常に困惑しておりました。ハッキリ言って半分バカにしていましたが、それでもしっかり、何度も言い聞かせてくれて真剣な対応でもありました。さすがだな。窓口は顔だもんな。受信料を徴収しているからな。

 僕が思ったのは、その友人の考え方も一理はある。チャンスが最初からつぶされてしまうからどうにもならないということ。けれど後戻り工程とかホント勘弁だし、日本のやり方というのは堅実ではあると思う。スピードが遅いのは大問題だけど。堅実ではあるけど世界標準から見たら時代遅れも甚だしいとも思う。そもそもそういうやり方ってのは大企業の論理であり、これこそ不況を象徴している気がする。不景気というのは、大企業が中小企業をけん引している状況で、中小が先頭に立てない姿だと、とある偉大な経済学者も言ってた。
 そんな大企業もMBOブームですよね。投資してくれと金を集めた挙句、やっぱりアホな株主とはやってられないと今の絶好のタイミングで自社買収。頃合いをみてまたIPOするんだろうか。

 NHKの番組は本当にすごいものが時々ある。ドキュメント系が特に。青蔵鉄道とか、今やってる最後の楽園とか、超一流ですよね。一個人が番組を作って売り込んでも門前払いなのは当然で、基本コンペでしか仕事はとらないと。公募に声がかかる制作会社も一流の会社ばかり。そこまで言ってくれたので、その友人の道はしぼられたわけだ。とりあえず実績のある制作会社に入るしかないと。もともと映像ってやたら金がかかるから個人じゃ無理だよね。

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